はじめに
気になったので「技術書の読書術」を読んでみました。
せっかくなので見返せるようにまとめておきます。
本について
こちらの本は、技術書の「選び方」「読み方」「情報発信 & 共有のやり方」の3点について2人の筆者が実践する様々な手法を紹介したものです。
多くの方法が紹介されているので自分に合うものを見つけながら実践できると思います。
なぜこの本に興味をもったのか
エンジニアであれば技術のキャッチアップを様々な方法で実践しているかと思います。
自分の場合、体型的にまとめられている書籍は非常に有益だと考えており、日頃から技術書を読む機会が多くあります。
しかし、時間を投資して読んだ技術書をしっかり身にできているのかとういう疑問もあり、そのようなタイミングでこの書籍に出会ったので自分の読書方法をブラッシュアップしたいと考えこちらの書籍を手に取りました。
以降は書く章から気になった点をまとめていきます。
第一部 選び方
技術書の選び方について書かれた章では以下の項目が印象に残っています。
英語の技術書という選択肢
英語で書かれた技術書という選択肢は今までの自分にはなかったので選択肢が増えた気がします。(すぐに読むとはいっていない...)
ハンズオン形式であれば、詳細は解らずともコードやスクリーンショットから読み取れるかと思うのでそのような書籍も選択肢に入れる事はありかと思うようになりました。
第二部 読み方
技術書の読み方についてはこの書籍で最もページを割いて紹介されています。
以下の4点がとくに気になった内容です。
あらゆる場面で「3」の発想を大切にする
- 入門書・専門書・逆引きの視点が異なる本を3種類くらい読むと実務で使えるレベルになる
- 入門書を3冊見比べる事で共通する重要な点や間違いに気づく事ができる
サンクスコストの考え方を取り入れる
その本を読む目的(ゴール)を明確にし、目的を達成したら他の部分は後回しにする。
自分は本を買うと隅から隅まで目を通したくなるタイプなので、本来の目的を見失わず読書する事で余分な時間をかける事なく学習を進められるかと思います。
同じ本を何度も読む事はあり
- 一度目は流し読み。章、節などのタイトル部分と最初の数行をざっと眺める。
- 二度目は手を動かしながら読む
- 三度目は記録に残しながら読む
受験などでもよく言われる復習の重要性です。
またこの方法がいいなと思ったのは、一度目の流し読みのフェーズで、全体像がまったく解らなければその書籍のレベルに達していない、逆に中身がほぼわかるのであれば簡単すぎる本というざっくりとした判断ができる点でも時間の節約ができる点です。
全部読む必要はない
限られた時間の中でスキルアップを図る為、この意識は重要かと感じます。書籍の中ではさらに読むページ、読まないページとして以下のような内容が紹介されていました。
- 目次は読書の目的が明確でなく全体像を把握必要があれば読む。目的が既に明確であれば飛ばす
- 謝辞は飛ばす
- まえがき、あとがきは読むモチベーションを高める意味で読む
第三部 情報発信 & 共有
読む時に自分ならではの視点をもつ
無条件に情報を信じるのではなく、「自分なら」という視点をもって書籍を理解する事が重要。
これは読書に限った事ではないですね!
全体の感想
サンクスコストの考え方や、同じ本を複数回読む前提の読書を早速取り入れてみたいです!
情報発信 & 共有の意味も込めて今回は読書メモを書いてみました。
今後もたまにかけたらいいな...